牛嶋構口公園の披露会で、石垣遺構を見学する参加者=佐賀市東佐賀町

 佐賀市東佐賀町に整備していた牛嶋構口公園が完成し3日、披露会が開かれた。佐賀の城下町への「東の入口」となる橋の石垣遺構を生かした設計で、参加者約80人が石垣をのぞき込みながら説明に耳を傾け、完成を喜んだ。

 公園は旧長崎街道沿いにあり、城下町の東入口を表す門のモニュメントが建てられている。門の先には石垣遺構があり、回りを囲む遊歩道から見学できる。

 橋の土台部分の石垣は、2016年に公園整備のための文化財試掘調査で発見。当時の佐賀藩の高い技術を用いて、城下町の玄関口を意識した造りになっていることなどが分かった。当時の主要路の橋は同じ場所に架け替えられることが多く、良い状態で残っていることは全国的にみても珍しいという。

 披露会では土地を寄付した佐賀市の中村千代さん、原口敏明さん、八千代さん夫婦に感謝状が贈られた。敏明さんは「以前ここに住んでいた人たちが集まる良い機会になった」と目を細め、「こんなふうに公園も地域の人が集まり、楽しむ場所になってもらいたい」と期待した。

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