昭和自動車の福岡修専務取締役(左)に要望書を手渡し、内容を伝える松本茂幸市長=佐賀市大和町の昭和自動車佐賀営業所

 昭和自動車(唐津市)が検討する佐賀県内26の路線バス運行見直しに関し、神埼市と神埼市議会は5日、佐賀市大和町の同社佐賀営業所を訪れ、市内の路線存続や10月としている再編時期を検討するよう、要望書を提出した。

 神埼市内で運行する路線バスは、脊振町を走るスクール線(5路線)を含め8路線。市は2017年度、補助金と運行委託費を合わせ約2900万円を負担している。

 同社は昨年9月末、具体的な路線を挙げて再編検討を示唆していたという。神埼市は佐賀市や県などと協力し、12月にバス利用者に目的や利用頻度などを聞き取りで調べた。その結果、通学などに欠かせないとして現状維持を求めた。

 松本茂幸市長と山口義文議長、簑原忍副議長が、福岡修専務取締役に要望書を手渡した。松本市長は、運転士不足などに理解を示した上で「運行便数を減らさないでほしい。今の状況を続けてもらうことを願うだけ」と語った。福岡専務取締役は、ジャンボタクシーへの切り替えといった代替案を示し「どういうやり方で公共交通機関として残していけるか、自治体と共有しながら地域の声を聞く努力をしていく」と答えた。

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