自分のアヒルが障害物につかまり、頭を抱える参加者=佐賀市川副町の佐野常民記念館

 佐賀市川副町の佐野常民記念館で3日、黄色いアヒルのおもちゃを泳がせて競う「ダックレース」などのイベントが開かれた。世界遺産「三重津海軍所跡」の魅力を感じてもらおうと企画されたもので、200人以上が訪れ、おひなさまに着飾ったアヒルとの記念撮影も楽しんでいた。

 オランダ人アーティストが手掛ける巨大なアヒル「ラバーダック」は、子どもの頃の記憶を呼び起こさせ、幸せの象徴をコンセプトにしているという。佐賀は江戸時代からオランダとつながりが深く、三重津海軍所跡で楽しい思い出をつくってほしいという思いと、三重津の「ドライドック」と、アヒルの「ダック」をかけて企画した。

 ダックレースでは、参加者が自由にデザインを施したアヒルが出走。流水プールに設置された障害物で引っかかったり、勢いよく進んだりするレース展開に参加者は一喜一憂した。

 きょうだいで上位独占した有田町の川越心椿(こはる)さん(9)は「2位になれてよかった」とほっとした表情。弟の琥ノ介君(6)は「虹色になるように塗ったよ」と1位のアヒルを誇らしげに見せた。

 イベントは県の肥前さが幕末維新博事務局が主催し、SNSで三重津海軍所跡の魅力を発信する「#みえつではじめて」プロジェクトの一環。

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