園児たちが手作りしたミニカー

紙やすりを使って車体を磨く園児たち=佐賀市の北部保育園

 地元の木材の良さを知ってもらおうと、佐賀市富士町の北部保育園で4日、木材を使ったものづくり教室が開かれた。同園の園児約30人が参加し、地元の木材を使って、ミニカーを作り上げた。

 教室は全国でものづくりや木を使った教育の推進などを行っている「全国ものづくり塾」が主催。同団体の教材の一つである木のミニカーには、富士町産の木材が使用されていることもあり、北部保育園で開催された。

 熊本大大学院1年の上田佳昂さん(23)が講師となり、園児たちに富士町の木材について説明。のこぎりで木を切る体験をした後、車体を紙やすりで磨いたり木づちで車輪に軸を打ち付けたりしてミニカーを完成させた。完成後はミニカーを坂道で走らせるなどして、楽しそうに遊んだ。田中優衣菜ちゃん(6)は「木づちを使ったのが楽しかった。(ミニカーは)かっこよくて、おうちでも遊びたい」と笑顔で話していた。

 この教室は同団体の「みんなで木木(もくもく)おもいでづくりプロジェクト」の一環で、県内では初めての開催。木材を身近に感じてもらうことや友達との思い出づくりを目的としている。講師を務めた上田さんは「(園児たちには)地元の木材でこんなに楽しいものが作れることを知ってもらい、住んでいるところに誇りをもってほしい」と話した。

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