一緒に汗をかき、火を囲んだ後の笑顔は本当にいい!

 三瀬は今年、雪の冬を忘れて春を持ってきてしまったようだ。それでもさまざまな鳥たちの歌声を聞くようになると、顔がほころぶ。

 つい先日まで音楽を目指す若者の滞在や、幾つかの講演やセミナーに参加し、寒い時期に心と頭の栄養をもらった。そしてその極めつけは、三瀬林業研究会と林業女子会@さがとの枝打ち作業だった。

 朝の集合から火をおこす者、お神酒を用意する者、それぞれが手際よく動き、そこに女子会の明るい声でおじさんたちは何倍も元気になった。除伐の機械音と枝打ちのなたやノコの音が混ざり合い、一緒に汗をかき、山中では休憩史上初のコーヒーとあんぱんとチョコが彼女たちのリュックから飛び出てきた。

 お昼は炭火焼きの塩サバと天ぷらちくわを囲んで、笑い声が尽きなかった。今や誰も寄り付かない森をこんな形で維持できるとは。地域のこれまでの考えと経験だけでは未来は育たない。新しい風を迎え入れられるかどうか、それが分かれ道。(養鶏農家・小野寺睦)

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