大勢のファンと活動12年間の思い出を振り返るたんこぶちんの5人=福岡市のUTERO

 昨年12月に無期限の活動休止を発表していた唐津市出身の5人組ガールズバンド「たんこぶちん」が先月24日、福岡市のライブハウス「福岡UTERO」で休止前最後となるライブを開いた。全国各地から駆けつけたファンで満員となったライブ会場で、メンバーは全18曲を披露。時折涙も浮かんだ5人だが、最後は「これが私たちだというライブができた。ありがとう。また会おう!」と笑顔で再会を誓った。

 デビュー曲「ドレミFUN LIFE」や高校卒業時に5人で書いた「走れメロディー」、メンバーが出演した映画をイメージした歌「二度めの夏、二度と会えない君」などを披露。「今日は特に一曲一曲、できた当時のことを思い出しながら歌っている」とボーカルMADOKA。その言葉通り、12年間の活動を振り返るようなステージに涙を拭うファンもいた。

 力強いステージとは打って変わって、MC中は佐賀弁で冗談を言い合う5人の姿に、会場は自然と和やかな雰囲気に。福岡での思い出話に花を咲かせる場面もあった。「みんなと出会えてよかった。ここまで一緒に歩いてくれてありがとう」「解散ではなく活休(活動休止)。パワーアップして帰ってきた時に『お帰り』と言ってもらえるように頑張る」など思いを語る5人に、会場からは温かい拍手が送られた。

 上峰町から訪れた江口伊沙帆さん(28)は「妹のような近い存在で、趣味の一つでもあったので何かを失う感じ。元気をくれてありがとう、戻ってくることを信じている」と目頭を熱くした。

 たんこぶちんは、唐津市佐志小6年生だった2007年に結成して13年にメジャーデビューした。

たんこぶちんコメント

 たんこぶちんを結成して12年、デビューして5年。地元である佐賀の皆さんにはいつも私達をあたたかく見守り、そして応援していただき本当に感謝しています。ありがとうございます。

 この度、一度バンドとしては足を止めることにはなりましたが、解散ではありません。少し長めのお休みをいただき、この期間は5人それぞれが色んな人生経験を経て、パワーアップできればと思います。私達の音楽は今もこれからも残り続けます。皆さんの日常に少しでも私達の音楽が寄り添い、色んな形で力になれれば嬉しいです。また5人でステージに立つその時には、皆さんには「おかえり」とあたたかく迎えていただけると幸いです。必ずまたどこかでお会いしましょう。一度12年の区切りとして、本当にありがとうございました。そして、愛する佐賀の皆さん。これからも、たんこぶちんをよろしくお願いします!

 

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