講師を務めた太良町のアスパラ農家・安東浩太郎さん、美由紀さん夫妻=佐賀市のJONAIスクエア

アスパラ農家安東さん夫妻の授業を真剣に聴く受講生=佐賀市城内のJONAIスクエア

 幕末佐賀の藩校・弘道館をイメージした県の事業「弘道館2」の11時間目が3日、佐賀市城内のJONAI SQUAREで開かれた。注文から納品まで半年待ちという人気のアスパラガスを手掛ける太良町の農家・安東浩太郎さん(39)、美由紀さん(38)夫妻が、「負けず嫌い」をテーマに自らの魅力を最大限に引き出す生き方を伝授した。

 大阪の不動産会社に勤めていた安東さん夫妻は、脱サラして太良町に移住し、就農からわずか5年で最高品質のアスパラガスを出荷できるようになった。

 味や香り、食感の品質で「てっぺんをとる」ために、山が多く平地が少ない太良町での農業を考え抜き、9棟あるハウスの栽培方法を1棟ごとに変えた。味や収量、経費などがどう変化するか試行錯誤を重ねた結果、評判を聞きつけて一流シェフからも引き合いが舞い込むアスパラガスに到達した。

 ワークショップでは、受講者が、それぞれに自分の強みや弱みなど自己分析した上で個性を生かす「方程式」を考えた。高校生や大学生、社会人ら35人が受講し、浩太郎さんは「自分がつくった方程式を信じて前向きに頑張って」とエールを送っていた。

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