記念碑を除幕し、思いにふける関係者=佐賀市の佐賀女子高

 佐賀女子高ソフトボール部を2006年の全国高校総体で日本一に導いた名将で、2017年4月に亡くなった久保田昭さん=享年(72)=の功績をしのぶ記念碑が2日、同校に完成した。部を全国の強豪に押し上げた恩師の思いを受け継ぎ、教え子や部員ら約130人がさらなる発展を誓った。

 記念碑は久保田さんが常々口にしていた「感謝の心と謙虚な気持ちを忘れない」との言葉を刻んだものと、全国大会などの戦績を記した2種類をつくり、現役部員が日々汗を流すグラウンドのそばに設置した。

 久保田さんは伊万里高―国学院大卒。中学、高校の野球経験を買われ、1968年から指導者を務めた。日本代表の藤田倭選手(太陽誘電)ら多くの有望選手を育成。08年から6年間、同校校長を務めるなど学園の発展にも尽力した。

 除幕式には、プロ野球・ソフトバンクの本多雄一コーチの母親で、教え子のひふ代さんらが参加。久保田さんの妻英子さんは「今主人はびっくりしながら、『感謝、感謝』とつぶやいていると思う」と涙をぬぐっていた。

 3月には佐賀市で全国高校選抜大会が開かれる。主将の片岡美結さん(17)は「伝統あるチームの一員として誇りを持って戦い、いい報告をしたい」と意気込んだ。

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