鳥栖-神戸 後半25分、神戸FWビジャ(左)と競り合う鳥栖DF谷口(中央)=神戸市のノエビアスタジアム神戸

 背番号29がピッチに入った瞬間、サガン鳥栖サポーターから大歓声が上がった。2017年5月に左膝に大けがを負い、必死にリハビリを重ねてきたDF谷口が後半から出場。1年10カ月ぶりにリーグ戦復帰を果たし、J1通算350試合出場の節目にもなった。

 「1歩踏み出せたが、負けてしまった悔しさのほうが大きい」と率直な思いを口にした。

 全速力で走って仲間のもとに向かうと、背中をたたかれて祝福された。プレーでは闘志を前面に出し、ダイビングヘッドでクリアしたり、ラインぎりぎりまでボールを追うなど最後まで戦い抜いた。

 「サポーターの皆さんに2年近くも待ってもらった。これから少しずつ恩返ししたい」と谷口。駅スタで元気なプレー姿を見せることを誓った。

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