「カンボジア教育支援フロム佐賀」のメンバーと支援する学校の生徒たち(提供写真)=2018年、カンボジア

 カンボジアの子どもたちの教育支援を行っているNPO法人「カンボジア教育支援フロム佐賀」(松尾由紀子理事長)が17日午後1時から、佐賀市の「シアター・シエマ」で20周年記念イベントを開く。カンボジアを舞台とした映画を上映し、現地で支援活動をするコン・ボーン氏の講演も行われる。チケット2千円(1ドリンク、記念ポーチ付き)。

 イベントはこれまで支援をしてくれた人々に感謝を伝え、活動状況を知ってもらうきっかけとするために開く。

 同団体は内戦で困窮していたカンボジアの教育支援を目的に、1998年に設立。教員を育てるための寄付を募って現地に中高一貫校を建設した。集まった浄財は学校の運営費や教員の給与の補塡(ほてん)、大学進学を目指す生徒への資金にも充てている。現在、会員は約200人。

 松尾理事長(64)は「県内外から支援してくれる人のおかげで、ここまでやってこれた。協力してくれた方に、活動や成果を知ってほしい」と話す。団体は10年後に活動を終える予定という。

 甲本美佐事務局長(35)は「貧困の差はまだ残っており、進学をあきらめる子どももいる。支援を終えても、人々が活動を継続できるシステムをつくっておく必要がある」と活動の意義を語る。

 学校の卒業生が中心となり、在校生に大学の説明会を開くなど、現地での教育支援の輪も広がっているという。

 問い合わせは松尾理事長、電話090(9587)7482へ。

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