JAグループ佐賀畜産振興協議会の大島信之副会長(左)から表彰を受ける伊東しのぶさん=唐津市の唐津シーサイドホテル

 第62回佐賀県酪農婦人の集い(JAグループ佐賀畜産振興協議会、県酪農婦人部連絡協議会主催)がこのほど、唐津市で開かれた。乳質改善共励会では伊東しのぶさん(JAからつ)が1位、牧場花いっぱい美化コンクールでは原口眞里子さん(JAさが神埼地区)が最優秀賞に輝いた。

 共励会は、乳質の改善意欲を高め、良質生乳の安定供給と酪農経営の向上につなげようと毎年開き、今年で55回目。伊東さんは、乳質、環境の両項目で優れた成績を残し、昨年の3位から1位に上がった。

 酪農のイメージアップを図る美化コンクールは今年で30回目。最優秀賞の原口さんは、国道沿いの歩道の隙間に花壇を造り、鮮やかな花を植栽して牛舎全体の景観を積極的に向上させたことが評価された。

 農家の高齢化や生産コストの上昇などで、県内の酪農家は41戸にまで減少している。昨年末には米国を除く11カ国が参加した環太平洋連携協定(TPP)、2月1日には日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が相次いで発効し、輸入品が大量に国内に入ることで、酪農経営への影響が懸念されている。大会では「人と牛に優しく、地域と共生する佐賀酪農」を礎に、社会貢献することを盛り込んだ宣言を採択した。

 共励会の他の部門の表彰者は次の通り(敬称略、1位のみ)。

 躍進表彰 古賀ヒロ子(JAさが佐城地区)▽特別表彰 伊東しのぶ▽生乳需要期増産表彰 出多佳子(JAからつ)▽牛群高能力表彰 横尾博子(JAさが中部地区)

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