農林水産省は2月25日、2018年産大豆の収穫量(概数値)を公表した。佐賀県産の10アール当たり収量(反収)は169キロで、2年連続で北海道(209キロ)に次ぐ全国2位だった。記録的な猛暑の影響を受け、反収は前年を9%下回った。

 県内の作付面積は8千ヘクタール(前年比2%減)で全国5位、収穫量は1万3500トン(同11%減)で同3位。全国の平均反収は前年を14%下回る145キロだった。

 大豆は7月上旬の適期に播種(はしゅ)できるかが、その後の収量を左右するとされる。例年は梅雨の長雨やゲリラ豪雨に悩まされるが、昨夏は平年より10日早い7月9日に梅雨明けし、播種自体は比較的順調に行われた。一方で、その後は極端に雨が少なく、連日の猛暑日で土壌が乾燥し、発芽不良や生育停滞を引き起こして収量に影響したとみられる。

 県内の大豆反収は08~11年に4年連続で全国首位になるなど毎年200キロを超えていたが、ここ数年は減少傾向が続き、15、16年は全国順位が2桁まで落ち込んだ。そのため、県やJAが農家への巡回指導を強化し、17年は久々に反収が増加に転じていた。県農産課は「畑作物は干ばつや大雨など気象変動の影響を受けやすい。全国2位とはいえ200キロに届いておらず、佐賀の実力が発揮できたとはいえない」と総括する。

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