「2078年に私は75歳の誕生日を迎えます。もし私に子どもがいたら一緒に過ごしているでしょう。子どもたちは私にあなた方のことを尋ねるかもしれません。まだ行動できる時間があるうちに、なぜ何もしなかったのかと」◆地球温暖化に対する大人の無関心を痛烈に批判したスウェーデンの少女に共鳴し、若者たちのデモが各国で広がっている。グレタ・トゥンベリさん。15歳だった昨年12月、ポーランドであった気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)で演説した◆「私たちは、世界の指導者に私たちに注目してもらいに来たのではありません。あなた方は過去、私たちを無視してきました。これからも無視するでしょう。あなた方の言い訳はもう尽きました。私たちには時間がありません」◆事実、世界の平均気温は、工業化以前と比べ既に約1度上昇しているとされる。日本でもこれまで経験したことのない規模の異常気象が続いているが、このままでは気温上昇が2度を超す見通しで、2075年ごろに温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることが必要という◆「あなた方は自分の子どもたちを何よりも愛していると言いながら、その目の前で、子どもの未来を奪っているのです」。トゥンベリさんが世界のリーダーたちに向けた演説の言葉。私たちに重く突き刺さる。(丸)

このエントリーをはてなブックマークに追加