統一地方選の佐賀県議選は、3月29日の告示まで1カ月を切った。県選挙管理委員会は2月28日、立候補届け出事務説明会を開き、13選挙区の定数38に対し、現職34、元職2、新人9の計45陣営が出席した。各選挙区の構図は固まりつつあり、前回を上回る七つの選挙区で無投票の可能性がある。投開票は4月7日に実施される。 

 現時点で無投票の公算が大きいのは多久市、武雄市、鹿島市・藤津郡、嬉野市、神埼市・郡、西松浦郡、杵島郡の7選挙区で、定数の合計は11になる。前回の2015年は6選挙区の13人が無投票で当選した。

 佐賀市、唐津市・東松浦郡、鳥栖市、伊万里市、小城市、三養基郡の6選挙区は選挙戦が確実な情勢になっている。定数が11と最も多い佐賀市は、2月に入って女性の新人2人が名乗りを上げ、13人が立候補を予定する。小城市でも女性が出馬を表明、伊万里市は保守系の争いになる見通し。

 立候補予定者を党派別に見ると、自民党は公認27人だが、無所属でも推薦を受けたり党籍があったりする候補者もおり、現有27議席から一層の上積みを狙う。公明党は佐賀市と唐津市・東松浦郡で獲得している2議席の維持を目指す。

 国民民主党は佐賀市の2議席に加え、現職の死去に伴い欠員になっている鳥栖市での議席獲得を狙う。共産党は佐賀市と唐津市・東松浦郡の現有2議席の死守を目標に掲げている。社民党は佐賀市で現有1議席の堅持を目指す。無所属は現職、元職、新人を合わせて10人。女性の立候補予定者は共産1人、無所属3人の計4人になっている。 

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