浄水器訪問販売業者を業務停止6カ月

 佐賀県は28日、特定商取引法に違反したとして浄水器の訪問販売業者「HIBARI・ひばり」(福岡県筑紫野市)に対し3月1日から6カ月間、新しい取引を禁止する業務停止を命じた。代金を受け取りながら商品を渡さなかったり、返金に応じなかったりしていた。

 県くらしの安全安心課によると、個人事業主の男性(47)が、売買契約を結ぶことを目的にしながら点検を装って訪問し、台所や風呂場用の浄水器を販売していた。代金を受け取ったにもかかわらず商品を渡さず、「交通事故に遭い入院している」などと返金を遅らせたり、応じていなかったりした。契約書類の不備もあった。

 2016年度から18年度にかけ、佐賀市、鳥栖市、白石町などから計14件の相談が県や市町の窓口に寄せられた。被害額は1万~30万円で、総額は122万円に上るという。県は18年4月に行政指導を行ったが、同年11月に再び消費者から相談が寄せられたため業務停止が妥当と判断した。福岡県や熊本県でも被害の相談が寄せられているという。

 くらしの安全安心課は「内容が不明確で意に沿わず契約した場合、消費者ホットライン(188番)に相談してほしい」と話す。

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