「さがびより」と「夢しずく」のダブル特Aを喜ぶ(右から)佐賀県農産課の永渕和浩課長、JAさがの大島信之組合長、大隈博義常務理事=佐賀市の県JA会館

 日本穀物検定協会は27日、2018年産米の食味ランキングを公表し、佐賀県で独自に開発された「さがびより」が9年連続、「夢しずく」が2年連続で最高評価の「特A」を獲得した。

 県独自米の2年連続での「ダブル特A」を受け、県とJAグループ佐賀は会見を開いた。JAさがの大島信之組合長は「生産者の皆さんがそれぞれの特長、能力をきちんと引き出してくれた」と喜び、「より意欲的にコメ作りができるのでは」と話した。県農産課の永渕和浩課長も、異常高温の中で日々、稲と向き合った生産者の努力をたたえ、「基本技術を徹底する原点に返って、おいしい佐賀米作りに一層、磨きをかけていきたい」と述べた。

 さがびよりは09年に本格導入され、18年産米でデビュー10周年の節目を迎えた。粒が大きく、しっかりした食感や甘さが特長で、作付面積は5110ヘクタール。00年に採用された夢しずくは、ほどよい粘りや優れた味わいが高く評価されており、18年産は県内トップの6060ヘクタールで作付けされた。

 食味ランキングは今年で48回目。協会の専門評価員20人が、銘柄を隠して炊いた白飯を外観、香り、味、粘り、硬さ、総合評価の6項目で基準米と比較する形式で審査した。44道府県から154産地品種が出品され、55銘柄が特Aに選ばれた。このほかの県産米はコシヒカリが2番目の「A」評価だった。

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