佐賀市議会の全員協議会で処分案を公表した後、記者会見で謝罪する秀島敏行市長(右)と御厨安守副市長=市役所

 佐賀市の旧富士小学校体育館改修問題で秀島敏行市長は27日、管理監督などの責任を取り、自らの給料を3月から3カ月間、全額減額する条例改正案を市議会に提出する考えを全員協議会で説明した。3月末で任期満了となる御厨安守副市長の給料を50%減額する案を含め、28日に追加提案する。体育館改修を主導した畑瀬信芳副市長は既に辞職しているため含まれない。

 減給する額は、市長が3カ月合わせて280万5300円。副市長が36万9千円。秀島市長は「市政に対して重大な混乱と不信感を抱かせる結果となってしまった。今回の事態を招いた最高責任者として自らを処分する」と述べた。

 新年度から実施する再発防止策も公表した。組織だった仕事の進め方ができなかった反省から「重要な政策・事業の方針決定方法の明確化」「事務処理のチェック体制の強化」「業務の適正を確保する体制づくり」の3点を掲げている。

 具体的には、コンプライアンス基本方針の見直しや、随意契約ガイドラインの作成、予算流用の際に総務部長に委ねられていた専決権の範囲の縮小などを盛り込んでいる。

 改修事業や、その後の総務委員会の調査で不十分な説明をした職員7人は給料の10分の1(1カ月)の減給、または文書による厳重注意とした。

 職員の処分は次の通り。

 【減給(10分の1)1カ月】池田一善総務部長、三島洋秋総務部副部長、鶴典之環境部副理事、樋渡秀三総務部財産活用課長、武富将志企画調整部企画政策課長

 【文書による厳重注意】総務部財産活用課担当副課長の40代男性、同課担当係長の40代男性

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