東名遺跡の保存や活用に向けた整備基本計画を協議した委員会=佐賀市役所

 国史跡で東アジア最古、最大級の湿地性貝塚「東名遺跡」の整備基本計画をまとめる委員会(委員長・小畑弘己熊本大学大学院教授、9人)の会合が27日、佐賀市役所で開かれた。市文化振興課が作成した整備基本計画案のうち、史跡の保存や活用に向けた基本理念や方針、全体計画の内容を確認した。

 基本理念には、(1)保存(2)活用(3)憩い・交流(4)管理運営の4本の柱を掲げた。これらに基づき、遺跡の本質的価値の保存管理や享受、史跡を取り巻く巨勢川調整池との共存と調和を目指した整備を実施していくことを基本方針とした。

 全体計画では史跡全体の展示エリアの区分けや、貝塚のイメージをコンクリート系の表面処理で表現する手法などが示された。

 委員からは、エリアごとの具体的な展示方法の提示を求める意見などが出た。委員会は8月までに整備基本計画を策定することを目指している。

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