玉石が出てきた主郭部最頂部の現地調査の様子(名護屋城博物館提供)

 薩摩国の武将島津義弘が唐津市鎮西町に築いた陣の跡地を巡る発掘調査説明会が3月3日、現地で開かれる。本年度の調査で新たに見つかった石垣の根石や玉石などを初公開する。

 同陣跡は国が指定する特別史跡で、2016年から発掘調査を実施していた。

 陣跡南側で見つかった石垣は、出角入角と呼ばれる直角に曲がった構造を持っている。その最下部に置かれた根石が、調査により露出。面をそろえて積まれた上の石と違って形がいびつなため、名護屋城博物館の担当者は何らかの目的で石垣を積み直した可能性を指摘する。

 また陣跡最頂部では、5センチ前後の玉石が敷き詰められていたことも調査で明らかになった。

 同町の波戸岬第一駐車場に集合し、午前10時半からスタートする。佐竹義宣陣跡や生駒親正陣跡も回る。申し込み不要。参加費は100円。問い合わせは同博物館、電話0955(82)4906。

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