秀島敏行市長を表敬したサン・カリエルさん(左)とウィリアム・バン・アセルトさん(中央)=佐賀市役所

 「バイオマス産業都市」を掲げる佐賀市で新たなバイオマス産業を創出しようと、オランダの研究者らが25日、佐賀市を訪問した。秀島敏行市長を表敬したほか、さが藻類バイオマス協議会や地元企業と意見交換した。

 佐賀市を訪れたのは、サン・カリエルさんとウィリアム・バン・アセルトさんの2人。サンさんはオランダの企業で、もみがらや古布などから、家具などに使用される成型版の製造に関わり、ウィリアムさんは石油や石炭に代わる新しいエネルギーの開発などを研究している。

 現在、佐賀市では藻類培養から出るごみやもみがらなどから家具を製造する、バイオマスの新産業創出を目指している。2人はその技術が進んでいるオランダでの事例や実際にもみがらなどから作ったコースターなどを秀島市長に紹介した。夜には、家具生産が盛んな同市諸富町の生産者たちと意見交換した。

 ウィリアムさんは「オランダはバイオマスの技術が進んでいるが、佐賀市の方が進んでいる技術もある」と話し、サンさんは「佐賀市を(バイオマスによる家具生産における)アジアで最初の工場にしたい」と意気込んだ。市新産業推進課は「(今回の家具生産は)100パーセント形にしたい。佐賀市から日本全国に広がれば」としている。

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