打楽器の迫力ある演奏で、観客を魅了する「金曜夜のコンサート」=佐賀市のエスプラッツホール

 九州にゆかりのあるプロの打楽器奏者でつくるグループ「Nine9(ナイン)」が22日、佐賀市のエスプラッツホールで毎年恒例のコンサート「金曜夜のコンサート」を開いた。5周年を迎えた今回は、二部構成で打楽器の曲や昭和の名曲など14曲を披露。子どもからお年寄りまで220人の観客が来場し、打楽器が奏でる音楽を楽しんだ。

 コンサートは佐賀市のマリンバ奏者池田祐子さん(34)がプロデュース。東京や福岡、佐賀を中心に楽団などで活躍する男女10人のプロ奏者と洗足学園音楽大学の学生2人が出演した。

 「なごり雪」「Bumble Boogie」など国内外の名曲を演奏。観客は知っている曲が演奏されると、手拍子をたたいたり、リズムをとったり。最後に「宝島」が演奏された後、アンコールもあった。

 昭栄中で吹奏楽部に所属し、自身と同じ打楽器パートの仲間3人と一緒に訪れた荒谷茉那さん(14)は「宝島が印象に残った。聞いている人も演奏者も一体となっていた」と興奮気味に話した。

 九州交響楽団の打楽器奏者関修一郎さん(64)は「コンサートは観客が食事をしながら気軽に楽しめる。多くの人になじみのある曲も取り入れた」と今回の演奏を振り返った。池田さんは「今後は、音楽教育にも力を入れていきたい。多くの人に生の演奏に触れてもらい、音楽を楽しむきっかけにしてほしい」と話していた。

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