オスプレイ配備計画や開門問題などの質疑をした県議会一般質問=県議会棟

 2月定例佐賀県議会は26日、2日目の一般質問を行った。自衛隊輸送機オスプレイの佐賀空港配備計画に関し、山口祥義知事は県有明海漁協との公害防止協定見直しの協議では幹部だけでなく一般の漁業者に対しても考えを説明する意向を明らかにした。国営諫早湾干拓事業(長崎県)の開門問題を巡っては、「(開門に反対する)長崎県と意見の一致を見るのは非常に難しい」との認識を示した。

 オスプレイ配備計画で県はノリ漁期が終了する今春以降に漁協と協議する方向で調整している。内川修治議員(一真の会)が「知事に(国防の重要性など)強い気持ちがあるなら漁協の役員と言わず漁業者にきちんと話をするべき」と求めた。山口知事は「漁業者のさまざまな思いをしっかり認識した上で協議しなければならない。そのような場が設定されるなら私の考えを言いたい」と応じた。

 駐屯地予定地の地権者と防衛省が交渉に入った段階での県の関わりについて、山口知事は「私がどう考えたのか(漁業者が)聞きたいなど求めがあればしっかり対応したい」と答えた。

 開門問題では内川議員が長崎県の中村法道知事との協議を促した。山口知事は「中村知事にはさまざまな機会に開門調査を含む環境変化の原因究明が必要という思いや漁協の要望を伝えている。有明海再生を目指す点は一致しているので、今後も働き掛けていきたい」と語った。

 このほか、自民の原田寿雄、定松一生、池田正恭の3議員と県民ネットの野田勝人議員が財政運営などを質問した。

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