民謡「梅ぼし」で、唄や演奏に合わせて舞踊を披露する藤間美賀子さん(左)=佐賀市の楊柳亭

 明治時代に生まれた佐賀の民謡「梅ぼし」を歌い継ぐ「第46回梅ぼしまつり」が26日夜、佐賀市の楊柳亭で開かれた。愛好家ら約110人が粋で軽妙な歌詞や心地よい節回しなど郷土の伝統芸能を堪能した。

 主催の佐賀梅ぼし保存会の中尾清一郎会長(佐賀新聞社社長)は「佐賀にこのような座敷文化があると知ってもらいたい。梅の花が毎年変わらず咲くように、人も変わらないで来年を迎えたい」とあいさつした。

 梅ぼしは花柳界に生きる女性の心情が歌詞に込められている。唄や尺八と三味線の演奏に合わせて藤間美賀子さんが華麗な舞を披露し、出席者は情緒ある雰囲気を満喫していた。

 大手企業の県内の支社長や支店長でつくる「ブランチ佐賀さかえ会」も同時に開催した。楊柳亭には、梅ぼしの伝承を願った「梅ぼしの碑」がある。

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