留学生と意見交換する生徒たち=鳥栖高

 出入国管理法が改正され、今後、外国人の受け入れが進むとみられる中、県内で最も外国人の多い鳥栖市で25日、中高生と留学生が「外国人とともに働く未来」をテーマに意見交換した。

 鳥栖高・香楠中の中高一貫校が一緒に参加する国際理解教育活動として、希望した中1から高2までの生徒と、市内にあるCODO外語観光専門学校で学ぶ留学生の合わせて約50人が参加した。グループに分かれて、留学生に日常生活での困り事を尋ねたりして課題の解決策を一緒に考えた。

 鳥栖市は留学生や技能実習生ら1100人を超える外国人が暮らしており、人口に占める外国人の割合は県内で最も高い。

 意見交換では、定住外国人が理解できる外国語として「日本語」を挙げた人が6割だったのに対し、「英語」は4割だった調査結果が示された。これを受けて、一文を短くする「やさしい日本語」で話しかけることを確認し、「方言を使わずに共通語で話しかけよう」との提案があった。

 留学生からアパートを借りるときに保証人が必要なことも報告された。生徒は「保証人の制度を何らかの形で取り除けないか」「外国人を受け入れるために企業に外国人雇用枠を設けたらどうか」などの意見も出た。

 ネパールから自動車整備を学ぼうと2年前に来日したネパールのチャウダリ・ティラックさん(23)は「楽しく意見交換できた」と話していた。

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