焱博の実行委総会で会長の井本知事から特別感謝状を贈られる総合プロデューサーの平野繁臣さん=平成9年2月27日、佐賀市のマリトピア

 世界・焱の博覧会実行委員会の最後の総会が、佐賀市のマリトピアで開かれた。最終決算見込みで余剰金が約19億8千万円に上ったことが報告され、全額を県に寄付することなどを決めた。県は余剰金に約2千万円を上乗せして20億円の基金を創設し、地域振興に活用した。

 1996(平成8)年7月19日から同10月13日までの87日間、有田町をメーン会場に開かれた同博覧会は、目標の120万の2倍以上となる255万人の来場者を集め、入場料収入は財政計画を12億円上回る35億1千万円に達した。支出も会場建設費の節減などで約5億3100万円減額され、余剰金が19億8054万円となった。

 基金を財源に始まった地域活性化事業では97(同9)年度から2014(同26)年度まで17年間、「人づくり」「文化振興」「産業振興」をテーマに助成。主なものでは「さが国際音楽祭」や「田植唄アジアフェスティバル」、佐賀の子どもたち100人がマレーシアとシンガポールに研修に行く「翔べ! さがっ子―アジアへの未来飛行」などに活用された。(新元号まであと63日)

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