鳥羽院内川久保地区の高台にある薬師堂で開かれている「薬師さん祭」(提供写真)

松本茂幸市長から登録証を受け取る坂井和美区長(左)=神埼市役所

 神埼市は、同市脊振町鹿路に古くから伝わる「鳥羽院内川久保の薬師さん祭」を市歴史まちづくり遺産に登録した。22日に神埼市役所で登録証の授与式が開かれ、坂井和美区長は「今も毎月掃除をするなど続けている。本当に感謝している」と喜んだ。

 神埼市が歴史文化などの地域資源をまちづくりに生かす制度として2013年に独自に創設。市歴史まちづくり審議委員会(七田忠昭会長、8人)が協議を重ねて決定する。祭りで使用する道具の修理などの経費を2分の1まで補助する(上限10万円)。

 薬師さん祭は、はやり病が流行した際、薬師如来をまつったところ病が治まったことが起源と言い伝えられている。現在も鳥羽院内川久保地区の高台にある薬師堂で年に1度、祭りを開き、地域全体で守っている。

 授与式で、松本茂幸市長が「登録を契機につないでいく気持ちが高まることを期待したい」とあいさつ。認定証を手にした坂井区長は「毎年1回、地区の老若男女が集まっていろんな話をしながら祭りをしている。しっかり続けていきたい」と話した。

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