85人の作家の個性あふれる世界観が広がる会場=佐賀市の県立美術館

 九州を拠点にする現代アート作家の作品が一堂に会する「九州コンテンポラリーアート2019佐賀」が26日、佐賀市の県立美術館で始まった。在野で活躍する作家85人が会場いっぱいに作品を並べ、ジャンルを超えた芸術が競演する。3日まで。

 同展は、日韓現代美術交流展に参加した作家を中心に、2009年から3年ごとに開催。絵画から立体、インスタレーションなど100点を超える作品が現代アートの魅力を伝える。

 現代アートは、抽象的な表現の作品が多く、分かりにくいと敬遠されがちだが、ダイナミックな動きのあるものもあれば静かで繊細な作品も並び、それぞれの作家の個性的な世界観が楽しめる。大学受験前に訪れた紙谷南帆さん(18)=福岡県田川市=は、「初めて見る表現ばかりで刺激的。考えさせられる作品もあり楽しい」と、興味深く会場を見て回った。

 開場イベントで同展実行委員会の酒井忠臣代表は、「作家の美に対する思いや想像する力が感じ取れる作品と出合える。自然を楽しむように五感で感じて」とあいさつした。

 同展は佐賀市内3会場で開く。ギャラリーシルクロでは九州の災害被災地へのチャリティー販売(10日まで)、佐賀大学美術館でも本会場と違う作品を並べる(7~10日)。1日午後3時から記念講演、3日午後2時からワークショップも開かれる。問い合わせは実行委成田さん、電話090(1349)3908。

 

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