候補を選んだポイントを話す生徒=みやき町の三養基高

 佐賀新聞社による主権者教育の出前授業が25日、みやき町の三養基高で開かれた。同校の1年生約200人が、2月末で閉店するイオン上峰店の跡地活用をテーマとする模擬選挙などを通じ、主権者としての意識を高めた。

 同店の跡地活用策をそれぞれ掲げた3人の教諭が候補者となり、自分の考えに近い人を選ぶ内容。(1)交流拠点の整備(2)商業施設の再誘致(3)ビジネスタウン化―の3案に対し、生徒たちは候補者の説明をメモしながら考えをまとめた。

 各候補者を選んだ理由について数人が発表し、「遊ぶ所や買い物する所がないから(1)がいい」「(3)は現状を踏まえた政策で、得られるメリットもはっきりしている」などと意見を述べた。模擬選挙のほか、17日に投開票され、わずか10票差で決着した鳥栖市長選の紹介などを通じて、1票の持つ重みや投票へ行くことの重要性についても考えた。

 佐賀新聞社の多久島文樹・NIE推進デスクは「自分の希望や地域のことを考え、意見を持って投票に行って」と呼び掛けた。園田航士さん(16)は「模擬選挙で実際の選挙のことも少し分かった。自分は経済発展を重視したけど、他の候補者を選んだ人の意見も納得できる部分があった。18歳になったら選挙に行く」と感想を語った。

 

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