アスリートの心理をテーマに講演する佐藤雅幸氏=佐賀市の県スポーツ会館

 県内のスポーツ指導者を対象にした県競技力向上指導者研修会が24日、佐賀市の県スポーツ会館で開かれた。スポーツ心理学などを教えている専修大教授の佐藤雅幸氏を講師に招き、参加した約60人が選手とのコミュニケーションの大切さを学んだ。

 佐藤氏は「アスリートの心を分析する」と題して講演した。「円の中に点を二つ、三角形一つ、棒1本を書いて」と参加者に投げ掛け、人によってできる図が異なることを共有。その上で「指導者にとって言葉はすごく重要。相手に正確に伝えるには十分な情報量が必要になる」と強調した。

 催眠によって、選手の筋力が上昇するというデータも紹介。自身が過去にテニスの試合で強豪相手に弱気だった際、指導者から「勝率は50%」と言われて勝利した経験も交え、「言葉のマジックで勝った。ものの見方や感じ方はすごく重要」と語り掛けた。

 研修会は県スポーツ課と県体育協会が主催した。日本スポーツ振興センター情報・国際部部長の和久貴洋氏の講演もあった。

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