トヨタ紡織九州-琉球コラソン 後半、トヨタ紡織九州のRW荒川蔵人がシュートを決め、22-14とする=福井県の北陸電力福井体育館フレア

 第43回日本ハンドボールリーグ第19週最終日は24日、福井県の北陸電力福井体育館フレアなどであり、トヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は琉球コラソン(沖縄県)を28-19で破った。通算成績は9勝1分け11敗の暫定5位。

 トヨタ紡織九州は序盤、相手の速攻を受けて4-6とリードを許した。しかし、9分にタイムアウトを取って立て直すと、CB金東〓(吉を横に二つ並べる)(キム・ドンチョル)のゴールを皮切りに怒濤(どとう)の9連続得点。両サイドのRW荒川蔵人とLW梅本貴朗が次々とシュートを決めて逆転に成功し、14-7で折り返した。

 チームは後半もCBの金と田中大介を起点に攻め手を緩めず14得点。守ってはGKの岩下祐太と下野隆雄が粘り強い守備を見せ、相手の追い上げを許さなかった。

 トヨタ紡織九州は第20週第1日の3月2日、岩手県の花巻市総合体育館でトヨタ自動車東日本(宮城県)と対戦する。

 全力で速攻の先頭を疾走し、何度も相手を置き去りにした。トヨタ紡織九州は、両サイドのRW荒川蔵人とLW梅本貴朗がそれぞれ6得点と活躍。先制、同点と要所で得点したRW荒川は「落ち着いて決めることができた」と胸を張った。

 司令塔のCB金東〓(吉を横に二つ並べる)(キム・ドンチョル)と田中大介に引きつけられて前掛かりになった相手守備の隙を見逃さなかった。RW荒川がGKの動きをぎりぎりまで見極めてシュートを決めると、相手の厳しいマークに遭ったLW梅本も奮闘。後半には田中大介からのバックパスを鮮やかに決め、チームに勢いを与えた。

 荒川には胸に秘めた思いがあった。先日、同じポジションで競い合ってきた鈴木済が引退を発表した。これまで頼りにしてきた先輩がコートを去ることになり、さみしさを感じるとともに「これからは自分が引っ張っていかなければ」と決意を新たにしていた。

 「他のチームの選手が『紡織やるな』とうなるようなハンドボールがしたい」と荒川。26歳の副主将は「残り3試合。全力で走って、一つでも多く勝つ」と誓った。

 

 

 ▽男子

トヨタ紡織九州(9勝1分け11敗)28-19琉球コラソン(1勝2分け18敗)

 

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