ハーフマラソン一般女子で7年ぶりの優勝を飾った吉冨博子(メモリード)=鹿島市林業体育館前(撮影・米倉義房)

 佐賀県の陸上界をけん引する実力者が観衆の目を引きつけた。ハーフマラソン一般女子は吉冨博子(メモリード)が1時間15分1秒で7年ぶりの頂点。設定タイムに約1分10秒届かなかったものの、「久しぶりの鹿島路を懐かしく感じながら走れた」と振り返った。

 東京マラソンと日程が重なることが多く、2012年の優勝後は出場から遠ざかっていた。男子の選手と並走し、2位に約10分の差をつける圧勝だったが、目標の1キロ3分半ペースを最後まで刻むことができず、「体の状態が思うように上がってこなかった」と厳しく見つめた。

 1月の都道府県対抗女子駅伝に出場後、2週間休養を取り、足の回復に努めた。16日の県内一周駅伝は18区(2・8キロ)で区間賞。その日のうちに東京に向かい、翌日の青梅マラソン(30キロ)は1時間50分50秒で6位入賞した。

 3月は3日の東京マラソンを皮切りに、名古屋ウィメンズ(10日)、台湾(17日)、さが桜(24日)と4本のフルマラソンに出場予定。東京、名古屋ウィメンズは2020年東京五輪のマラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権が懸かる大舞台で、「しっかり気持ちを高めていきたい」と力を込めた。

このエントリーをはてなブックマークに追加