鳥栖-名古屋 開幕戦に0-4で敗れ、肩を落とす鳥栖イレブン=鳥栖市の駅前不動産スタジアム

 J1参戦8年目となるサガン鳥栖の今季開幕戦は、思いもしなかった屈辱的大敗となった。4点差以上で敗れるのは、2015年8月の神戸戦に1-7で敗れて以来4年ぶり。MF高橋秀は「昨季から生まれ変わった姿を見せられなかった。自分たちの取り組みは甘かった」と厳しく見つめた。

 この日、プレシーズン中の試合でトーレス、金崎と3トップを組み、結果を残した新戦力のMFクエンカの姿はなかった。欠場の理由は明かされなかったが、チームは前線を1枚減らし、ほとんど試したことがない3バックの陣形で臨んだ。

 そんな中でも、先制点を奪われるまではほぼ狙い通りだった。「1点取られるまではどちらに転ぶかわからない試合だった」とDF藤田が振り返るように、前半は最も警戒すべき昨季得点王のFWジョーの背後にDF高橋祐や藤田が張り付いて前を向かせなかった。

 だが後半18分、この日初めてジョーにシュートチャンスを与えて先制点を許すと、陣形もメンタルも乱れてしまい、さらに3点を奪われた。堅守を誇った昨季、1試合の最大失点は3点だっただけに、大きな課題が残る格好になった。

 キャプテンマークを巻いたトーレスは次節・神戸戦に向け「きょうの試合を受け、いろんな批判もあると思うが、ポジティブな姿勢で臨んでいきたい」。シーズンはまだ始まったばかり。早急に守備を立て直してほしい。

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