トヨタ紡織九州-トヨタ車体 前半、ゴール前で競り合うトヨタ紡織九州の選手たち=福井県の北陸電力福井体育館フレア

 第43回日本ハンドボールリーグ第19週第1日は23日、福井県の北陸電力福井体育館フレアなどであり、トヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)はトヨタ車体(愛知県)に28-33で敗れた。通算成績は8勝1分け11敗の暫定5位。

 トヨタ紡織九州は前半、GK岩下祐太を中心に堅い守りを見せた。立ち上がりこそ連続失点を許したが、CB金東喆(キム・ドンチョル)のゴールで同点に追い付くと、GK岩下の好守から速攻につなげて逆転に成功。その後も粘り強い守備から流れをつかみ、14-13で折り返した。

 1点リードで迎えた後半はCB金、RB李琅鎬(イ・ウンホ)がシュートを決めて一時は3点差までリードを広げた。しかし、体格で勝る相手に徐々に押し込まれると守備が崩壊。10分すぎに逆転を許すと、攻撃の連係も欠いて、その後は一度も追い付くことができなかった。トヨタ紡織九州は第19週最終日の24日、同体育館で琉球コラソン(沖縄県)と対戦する。

 

接戦も守備乱れ失速

 強者の意地に最後は突き放された。トヨタ紡織九州は、現在リーグ2位で今季1勝1敗のトヨタ車体と接戦を演じたが、後半に守備が乱れ、28-33で逆転負けした。金明恵(キム・ミョンヘ)監督は「攻撃がかみ合わず、最後は全体に影響してしまった」と悔やんだ。

 1点リードで迎えた後半。CB金東喆(キム・ドンチョル)、RB李琅鎬(イ・ウンホ)の韓国コンビのパスワークが乱れ、それが守りにも影響した。フィジカルで勝る相手に対し、前半はGK岩下祐太を中心にぎりぎりのところで踏ん張っていたが、自分たちのミスから相手の速攻を追いかける場面が目立つようになり、徐々に体力も失った。

 まさかの後半20失点に「的を絞ることができなかった」とGK岩下。ベンチもLB田中大斗や八巻雄一を投入して流れを変えようとしたが、最後まで劣勢を挽回するには至らなかった。

 「自分たちで決めた守備の決まり事をもう一度確認し、次は必ず勝ちたい」と田中主将。24日の琉球コラソン戦へ向けて気持ちを切り替えた。

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