嬉野温泉駅建設工事の安全を祈願し、くわ入れをする嬉野市の村上市長(左)ら=嬉野市嬉野町

 九州新幹線長崎ルートの2022年度の暫定開業に合わせ新設する嬉野温泉駅(仮称)の工事安全祈願祭が23日、嬉野市嬉野町の現地で行われた。関係者約60人が出席し、新駅を中心としたまちづくりに向け工事の安全を祈った。21年7月の完成を目指す。

 新駅の駅舎は鉄骨と鉄筋コンクリート造りの2階建てで、コンコースや改札が入る1階は延べ1700平方メートル、ホームの2階は延べ4700平方メートル。上下各1路線のホームは、相対式で約160メートル。駅舎は鉄道・運輸機構が発注し、工事費は28億円。20年度末には駅舎の外観が現れる予定。

 駅舎デザインは嬉野の温泉宿をイメージした「湯どころの趣のある駅」で、天井の一部や手すりに県産木材を使う。17年8月に運輸機構の案を市が採用した。

 神事の後、運輸機構九州新幹線建設局の綿貫正明局長が「温泉宿らしく、おもてなしができるような駅に仕上げたい」とあいさつ。嬉野市の村上大祐市長は「駅を利用してさまざま人が交流できる仕掛けづくりを進めたい」と述べた。

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