木のぬくもりが感じられるひな人形やかぶとを展示する小森恵司さん=佐賀市の佐賀玉屋

 鹿島市の木彫師、小森恵司さん(38)=木彫工房杉彫(すぎちょう)代表=が、佐賀市の佐賀玉屋本館6階ギャラリーで木彫りの節句人形展を開いている。県産材を使ったひな人形やかぶとをはじめ、木のぬくもりが感じられる約100点が訪れた人たちの目を楽しませている。25日まで。

 ひな人形はベーシックな形だけでなく、柔らかな笑みをたたえた球形、壁掛けタイプなど多彩。烏帽子(えぼし)をかぶっていないお内裏さまと、おひなさまが抱き合う姿がほほえましい「幸せ人形」は時期を選ばずに飾れる。

 かぶとは、重厚な雰囲気を醸し出す焼きスギ製、細部まで彫り込まれた白木のクスノキ製を展示、質感や風合いの違いを楽しめる。小森さんの父で、佐賀県マイスターの惠雲さん(67)の作品も展示している。

 小森さんは「木彫品は触ることで年々、味わい深い色になり、木目の美しさや香りも楽しめる。心の癒やしになれば」と話す。問い合わせは佐賀玉屋、電話0952(24)1151。

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