会場の一つの古代の森会館。奥の「秀吉と広沢の局展」も華やかな雰囲気を演出している=唐津市鏡

旧唐津銀行の会場で、創作人形の作品展を開いている野田幸子さん=唐津市本町

 唐津市のひな祭りイベント「唐津のひいな遊び」が23日、市内5会場で始まった。旧家に伝わる雛(ひな)飾り、地元出身作家による創作人形など、各会場で春を感じる華やかな展示が繰り広げられる。3月10日まで。

 イベントは今年で20回目。旧唐津銀行(本町)では、武雄市在住の創作人形作家の野田幸子さん(62)=旧姓田代=が、ふるさと唐津で21年ぶりの作品展を開催。顔をつくり、その雰囲気から衣装を決めるという人形は、明治の洋館にぴったり合い「会場の雰囲気とともに楽しんでもらいたい」と野田さん。教え子たちの作品と合わせ、約70体が並ぶ。

 古代の森会館(鏡)では、開会式の後、松浦史談会の山田洋会長(82)が講演し、名護屋城に滞在していた豊臣秀吉から寵愛(ちょうあい)を受けた広沢局(ひろさわのつぼね)について紹介。参加者約100人が地元の姫に思いをはせた。

 ほかの会場は、九州最古とされる江戸初期の「寛永雛」を展示している旧大島邸(南城内)、埋門ノ館(北城内)、鯨組主中尾家屋敷(呼子町)。問い合わせは古代の森会館内の事務局、電話0955(77)0510。

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