甚右衛門供養祭で墓前に合掌する参列者=基山町小倉

 基山町小倉の旧小倉村(現・基山町第5区=井上義次区長)で11日、村や区のために尽くした3人の方々を供養する「甚右衛門供養祭」があった。

 供養祭は、土地の寄進や善政などで功績があった靏田(つるた)甚右衛門翁=1811(文化8)年没、松原そ乃女史=1833(天保4)年没、井上猪之吉翁=1942(昭和17)年没=の3人をしのび供養するもので、甚右衛門翁没後、間もなく始まったとされ、1960年代までのおよそ150年間は村(区)民総出の行事であった。

 第5区長ほか関係者17人が参集、清められた墓前に花と線香をたむけ、合掌して3人を追悼した。主宰した井上区長(69)は、「地域のために貢献した村の先人たちをしのぶ縁よすがとして、これからも供養祭を続けたい」と話した。(地域リポーター・久保山正和=基山町小倉)

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