ノリの品質をチェックする買い付け業者=佐賀市の佐賀海苔共販センター

 佐賀県沖の有明海で養殖された冷凍網ノリの今季3回目の入札会が22日、佐賀市の佐賀海苔のり共販センターで開かれた。好調な平均単価が販売金額を押し上げ、秋芽ノリの3回を含めた計6回の入札会の累計は206億1601万円となり、5季連続で200億円の大台を突破した。

 この日の販売枚数は3億2287万枚、販売金額は41億6893万円。全国的な生産量の伸び悩みもあって平均単価は12円91銭となり、県有明海漁協が見込んだ12円50銭を上回った。

 今季は秋から海況が不安定な状態が続いた上、1月は降水量が少なく栄養塩不足になり、冷凍網ノリは色落ち被害に悩まされた。徳永重昭組合長は「2月に入る直前まではどうなるかと思っていたが、生産者の頑張りで、一つの目標の200億という数字は確保できた」と安あん堵どする一方、西南部地区の販売不振に関しては懸念を示した。

 漁協によると、気温の上昇や大型のプランクトンの増殖で海況は悪化してきており、次回以降は出品枚数が大幅に減る見込みという。

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