佐賀広域消防局から感謝状を受けた(前列右から)福山照郷さん、松本稔さん、中牟田茂樹さん、大和不動カントリー倶楽部の江頭正次郎支配人=佐賀市の佐賀広域消防局北部消防署

 佐賀広域消防局北部消防署は21日、ゴルフのプレー中に心肺停止で倒れた60代男性の救命活動を行った福山照郷さん(60)=小城市=ら3人と大和不動カントリー倶楽部(佐賀市)に感謝状を贈った。山口和俊署長は「適切な対応ができていなければ重大な事態となっていた。みなさんの勇気ある行動に感謝する」とたたえた。

 福山さんのほかに感謝状を受けたのは、松本稔さん(55)=福岡県=と中牟田茂樹さん(56)=佐賀市。3人は倒れた男性の会社の同僚。

 1月19日、男性は会社の同僚とゴルフをプレー中、ボールを拾おうとした際、ひざまずいたまま動かなくなり、呼び掛けても返事がなく、そのまま倒れた。同じ組でラウンドしていた福山さんが119番し、松本さんと別の組でプレーしていた中牟田さんが心臓マッサージに当たった。

 消防署から連絡を受けた大和不動カントリー倶楽部の職員がAEDを持って現場に急行。江頭正次郎支配人(57)がコース内にドクターヘリの着陸を許可するなど、迅速な対応で男性は救急隊到着時には意識を取り戻し、現在は職場に復帰しているという。

 3人は当時を振り返り「(心臓マッサージ中は)もうだめかと思った。(意識を取り戻し)良かったの一言に尽きる」と口をそろえた。江頭支配人は「心肺停止だったので焦りはあったが、うまく連携して対応できた。日頃の訓練の成果が出た」と話した。

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