80年の歩みを振り返り、新たな町づくりへの決意を固めた基山町制施行80周年記念式典=同町民会館

 佐賀県基山町の町制施行80周年記念式典が22日、同町民会館で開かれた。行政や議会関係者、町民のほか、県内・周辺自治体の首長ら約400人が出席し、これまでの歩みを振り返るとともに、新たな時代の活気ある町づくりへの決意を固めた。

 基山町は、1889(明治22)年の4村合併で発足した基山村が、1939(昭和14)年1月1日に町制施行して誕生。昭和の大合併、平成の大合併ではいずれも単独運営の道を選んだ。

 町内は国道3号やJR鹿児島線が南北に走り、多くの企業が進出しているほか、87(昭和62)年にけやき台団地の造成が始まるなど、福岡都市圏のベッドタウンとしての側面もある。人口は1万7390人(1月末現在)。

 式典では、松田一也町長が80年の歴史を振り返り、「100周年に向け、先人の志を引き継ぎながら、オール基山で全国のモデルとなるような町を目指していく」と式辞を述べた。品川義則町議会議長は「町には多くの課題があるが、議員一同全力で取り組む」とあいさつした。自治功労者表彰では、小森純一前町長や同町のふるさと大使を務めるお笑いコンビ「どぶろっく」など12団体43個人に表彰状と記念品が贈られた。

 式典後は、山口大大学院の瀧本浩一准教授が「あなたが主役! みんなで安全・安心のまちづくり!」の演題で記念講演。防災・減災における地域のつながりの重要性を指摘し、普段からハザードマップなどで災害に備える大切さを呼び掛けた。

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