開幕戦に向けてシュート練習に励むFWトーレス(左)ら選手たち=13日、鳥栖市北部グラウンド

 サッカー・J1は22日に開幕し、サガン鳥栖は23日午後2時から鳥栖市の駅前不動産スタジアムで名古屋グランパスと対戦する。相手は昨季得点王のFWジョーらを擁する難敵だが、昨季14位から一気の巻き返しを図るため、是が非でも白星発進したい。

 鳥栖は昨季、10勝11分け13敗(勝ち点41)。日本代表GK権田(ポルトガル・ポルティモネンセに移籍)を中心に奮闘し、総失点34はリーグで2番目に少なかった。一方、総得点はリーグ最少の29点。得点力アップが最大の課題だが、残留交渉や補強がうまくいき、攻撃陣には素晴らしい顔ぶれがそろっている。

 昨夏加入したトーレス、金崎の両FWはともに残留。縦への推進力が光る元バルセロナのMFクエンカが新加入し、練習試合ではトーレスとの連係で得点も生まれている。開幕戦ではこの3人の前線への起用が予想される。

 GKはFC東京から獲得した大久保と若手の高丘が激しいポジション争いを繰り広げている。DF陣は吉田、オマリらが去り、昨季30試合に出場した高橋祐や新加入したクロアチア出身のガロビッチ、ブルシッチらの活躍が望まれる。

 約2週間の沖縄キャンプ中、カレーラス新監督はボール保持率を高め、ピッチを広く使うことを選手たちに求め続けた。ここまで練習試合は7試合で13得点・9失点。得点力は徐々に改善傾向がみられる。

 名古屋は昨季12勝5分け17敗(勝ち点41)の15位。鳥栖と同様、最終戦でJ1残留を確定させた。昨季得点王のジョーとMFガブリエルシャビエルの強力コンビには警戒が必要だ。

 大切な開幕戦に向け、MF高橋秀は「個人としてもチームとしても守りで負けない」と闘志。MF原川は「チームとしてやることが変わって迎える初戦。しっかり意識して臨みたい」と意気込む。

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