(右から)「ブランコ」14号を発行した権藤千秋さん、吉田浩子さん、権藤順子さん=佐賀市の佐賀新聞社

 佐賀童話の仲間の会「ブランコ」(主宰・権藤千秋さん)が4年ぶりに童話集14号を発行した。会員11人が吟味を重ねてつづった童話と童詩を収載している。

 「ブランコ」は、子どもの夢を広げ、自然や人々への思いやりを大切にする“一つの灯”となることを願い1980年に創刊。数年おきに作品集を発行しており、14号には創作童話や童詩、民話など13編と手記1編を掲載している。

 権藤さんは、自身が宮崎県で11年間教員を務めてきた話をもとに子どもたちとの交流を書いた「人魚石」のほか、ノンフィクション「飛べ!赤い翼」を小学校の副読本にしている仏ボンクール市を訪問した手記も手掛けた。

 戦争や平和を題材にした「イマジン」や両親の離婚危機を免れようと奮闘する少年の姿を書いた「恵太の夏休み」などさまざまなジャンルの童話に加え、毎年年賀状に書いた1篇の童話も厳選して収録している。

 権藤さんは「(読者には)ブランコをだんだん高くこいでいくように心を豊かにして勉強を高め合ってもらえれば」と話した。

 ▼やまと刊、A5判、102ページ、700円(税込み)。佐賀市呉服元町の子どもの本屋ピピンや積文館、紀伊國屋書店などで扱う予定。

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