空高く舞う連だこの糸を協力して引っ張る生徒たち=多久市の東原庠舎東部校

 多久市の小中一貫校、東原庠舎(とうげんしょうしゃ)東部校で20日、卒業を控えた9年生(中学3年生)38人が連だこを揚げた。将来の夢や抱負、家族や恩師への感謝を一文字ずつ記したたこが空高く舞い上がった。

 「世の風に負けず、ずっと上昇志向でいてほしい」との願いを込めて、同校の保護者会が20年以上前から続けている。連だこの枚数は約130枚で、延長約200メートル。父母や教職員もメッセージを寄せた。

 長崎県の強豪校で野球を続ける秋永祐汰さんは「善」と記した。卒業後も自分の良さを貫き通すとの思いを込めたという。サガン鳥栖のユースチームに入団する安藤寿岐(としき)さんはプロ選手になるため、「夢」と力強く書いた。

 「日頃の行いがいいから、気持ちよく上がるはず」という生徒代表の言葉通り、連だこは風に乗って次々に上空へ。みんなで協力して思い出の糸を引っ張り、全てが空に舞うと、「親の育て方がよかった」との声も上がった。

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