冬季五輪アルベールビル大会のスピードスケート・ショートトラック男子5000メートルリレーで銅メダルを獲得した石原辰義選手=平成5年12月撮影

 フランスのアルベールビルで開かれた冬季五輪のスピードスケート・ショートラック男子5000メートルリレーで、佐賀市出身の石原辰義選手=当時(27)=ら4人による日本代表が7分18秒18の世界新記録(当時)で銅メダルに輝いた。

 石原選手は公開競技だった1988(昭和63)年カルガリー五輪の男子500メートルで3位入賞。ショートトラックが正式種目として採用されて迎えた今回のレースで、日本はニュージーランドと激しい3位争いを繰り広げ、わずか0秒73差で上回り、メダルを獲得した。石原選手はチームをリーダーとして引っ張り、快挙の原動力となった。

 小学5年の時、県内で唯一スケートリンクがあった佐賀スポーツセンターで競技に出合った。佐賀工高2年時に全日本選手権を制覇。86年の世界選手権で総合優勝を飾り、五輪にはカルガリー(カナダ)、アルベールビル、リレハンメル(ノルウェー)と3大会連続出場を果たした。94(平成6)年の世界選手権(5000メートルリレーで優勝)を最後に現役を引退した。佐賀県は同年、ショートトラックの第一人者として活躍した石原選手に県政功労特別賞を贈った。(新元号まであと68日)

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