「産官民で技術革新を進めてほしい」と話したジェフリーアビナ氏=佐賀市のロイヤルチェスター佐賀

 マイクロソフト元社員ジェフリーアビナ氏がこのほど、佐賀市で講演し、AI(人工知能)などの先進技術導入で経済成長や社会的課題の解決につなげる、政府の科学技術政策「ソサエティ5・0」に、産官民で協力して取り組んでいこうと呼び掛けた。

 「ソサエティ5・0」は、全ての人とモノがインターネットでつなが留ことで、さまざまな社会課題を解決しようと、提唱された理念。アビナ氏は「日本政府はあくまで支援する立場。アイデアや実行は企業に任せている。佐賀の企業は、地元にとってのソサエティ5・0とは何か、から考えてほしい」と述べた。

 佐賀市はマイクロソフトイノベーションセンター佐賀をはじめIT支援が充実、アビナ氏は「自治体と構想を練り、研究が必要であれば大学生とも協力してほしい。企業単体ではなく、世界にも目を向けて全体の利益を考えて」と話した。

 マイクロソフトイノベーションセンター佐賀の実務責任者・宮崎翔太氏も講演。MR(複合現実)などの最新技術を紹介し「人は技術を利用する立場にある」と強調した。

 講演会は佐賀市と佐賀商工会議所青年部が共催し、部員ら約60人が参加した。

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