進出協定を交わした劉炳江社長(右)と秀島敏行市長=佐賀市役所

 電子帳票・文書管理システムなどを手がけるIT企業「イーバイピー」(東京)が佐賀市への進出を決め、20日、劉炳江(りゅう・へいこう)社長(43)が秀島敏行市長と進出協定に調印した。佐賀事務所は10月の開設で、5年以内に26人体制を見込んでいる。

 同社は2002年に設立され、帳票や文章をPDF化して閲覧・管理するシステム「FILIST SYSTEM」を主力商品にしている。主な取引先に野村総合研究所やゼロックスシステムサービスがある。資本金3千万円、売上高5億5千万円(2018年9月期)。従業員数は72人。

 新設する佐賀事務所は人材育成センターの位置付けで、電子帳票システムの製品テストやシステム開発なども担う。当初の採用人数は5人。5年後までに26人の採用目標を立てているが、できるだけ前倒ししたいとしている。事務所は、中の小路NLビル3階に入居する。

 開発部門として中国・上海に設立しているグループ企業の人件費が高騰しており、比較的に人件費が低く、IT人材の教育機関が充実している佐賀への進出を決めた。

 劉社長は中国・広東省の出身で「私のふるさとに似た雰囲気が佐賀にはある。地域に貢献したい」と話した。秀島市長は「若い人が佐賀で働けるように、地域につないでもらうことは非常にありがたい」と歓迎した。

このエントリーをはてなブックマークに追加