集大成の力作がそろう卒業、修了制作展=佐賀市の佐賀大学美術館

集大成の力作がそろう卒業、修了制作展=佐賀市の佐賀大学美術館

 佐賀大学文化教育学部美術工芸課程と、同大学院地域デザイン研究科の卒業、修了制作展が20日、佐賀市本庄町の同大学美術館で始まった。それぞれの表現を追求しながら技術や知識を高め、みずみずしい感性で制作した集大成の約40点が並ぶ。3月3日まで。

 2016年度の「芸術地域デザイン学部」発足に伴い、美術工芸課程の卒業制作展は今回が最後。日本画や西洋画、彫塑、デザインなど八つの専攻の約30人が出品している。

 伊香賀彩さんは2枚組の西洋画「天井も壁もない」(それぞれ縦60センチ、横180センチ)を出品。魚や古代生物など海の生き物を題材に生きることへの貪欲さや他者との共生、共存の大切さを鮮やかな色彩で描いた。

 他にも、バードウオッチングの趣味を生かして、野鳥を細密に手描きしたポスター、企業の社会人野球チームをイメージしたユニホームや球団エンブレムのデザインなど、ユニークなアイデアや発想力を生かした作品が並ぶ。古賀奏恵さん(西洋画)は「映像と絵を組み合わせた西洋画など、創意工夫に富んだ作品ばかり。一人一人のこだわりを見てほしい」と来場を呼び掛ける。

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