機能移転訓練で、JAからつ鏡山支所に臨時拠点を置く唐津署員=唐津市原

 唐津警察署は15日、庁舎機能の移転訓練を行った。地震などで警察庁舎が倒壊したケースを想定し、署員らが機材を唐津市原のJAからつ鏡山支所に運び込んだ。緊急時の通信手段確保や機器が作動するかを確認した。

 唐津署は1月、大規模災害時にJAからつの施設を臨時拠点として利用する協定を締結。その協定に基づいて訓練した。

 午後1時半に唐津市内で、マグニチュード7・5の地震が発生したとの想定。署内に災害警備本部を立ち上げたが、建物の倒壊の恐れがあるため、JAからつ鏡山支所に移転した。

 署員ら約40人が参加。無線機器や電話、映像通信機器を鏡山支所に運び込み、県警に移転が完了したことを報告。移転にかかった時間は約40分だった。被災の様子を知るための映像転送機器の動作確認も行った。

 境英明署長は「非常時の素早い動きが、一人でも多くの命を救えるかに関わってくる。自分の任務を常に意識することが大事だ」と話した。

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