菓子店の店主たちを映像に撮る早稲田佐賀放送部の生徒たち=唐津市刀町のコンフェクショナリーツルヤ

 唐津市の早稲田佐賀中高の放送部が、同市の観光名所や飲食店を紹介する映像を制作し、動画サイトで地域の魅力を発信している。外国人をターゲットにした英語字幕版も投稿。取材先で地域の人たちと交流を深め、県外からの入学者が多い同校の生徒たちが町に親しむきっかけにもなっている。

 放送部は中高合わせて16人が所属する。ドラマ撮影など映像を制作する映像部門と、原稿を読む練習をして話し方を磨くアナウンス部門に分かれている。

 企画は「唐津の魅力を知ってもらいたい」と市観光協会に呼び掛けスタートした。昨年6月に動画サイト「ユーチューブ」にチャンネルを立ち上げ、これまで唐津城や大原松露饅頭などを紹介してきた。英語版は、映像内の言葉を文字起こししたものを英訳し字幕を付ける。ナレーションも英語のものを付けている。

 15日には、刀町の菓子店「コンフェクショナリーツルヤ」を取材した。ビデオカメラを回しながら、同部部長の髙松美寿々さん(17)がリポーター役を務め、「今回はお手頃な値段でおいしいお菓子が楽しめるお店にお邪魔したいと思います」と元気に紹介した。

 店主や客にインタビューし、店のアピールポイントを引き出した。映像の最後、店主らが「待ってます」と手を振るシーンでは、生徒が「元気な声でもう1回お願いします」と注文。細部にまで気を使っていた。

 映像部門部長で、撮影の指示を出した藤田陽奈子さん(15)は「自分たちが面白いと思ったことを追求しながら、見た人が唐津に行きたいと思う動画を作っていきたい」と意欲を語った

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