スポーツの成長産業化について説明する九州経済調査協会の片山礼二郎調査研究部長=佐賀市の佐賀銀行本店

 2019年版の九州経済白書の説明会(九州経済調査協会、佐賀銀行主催)が15日、佐賀市の佐賀銀行本店で開かれた。同協会の片山礼二郎調査研究部長(48)が「スポーツの成長産業化」をテーマに編集しており、多様なノウハウを持つ人材を受け入れて「稼ぐ力」を向上させたプロスポーツの事例を紹介した。

 片山氏は収益性を上げるために、スポーツに関わる人口を増やすとともに、ビジネスのノウハウを積極的に取り入れるよう提言した。サッカーJ2からJ3に降格したギラヴァンツ北九州が、スタジアム新設とイベントの充実で来場客を増やしたことを解説。マーケティングにたけた人材が顧客満足度を上げた点を指摘した。

 地方都市は首都圏より人口が少ないため、サポーターの熱量を高めてお金を使ってもらうことが重要になる点を強調した。J1サガン鳥栖がエンタメコイン社と始めるスマホアプリのポイント事業について「サポーターの応援行動、クラブへの愛情が、(特典をもらえるポイントという)経済的な価値を生む。先進的な取り組みにびっくりさせられた」と評価した。

 説明会には約30人が参加した。

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